今までまともに見てこなかった山形の樹氷。今回は蔵王国定公園に行ってライトアップされた樹氷を撮影してきました! 目次
蔵王国定公園はどこにあるの?
樹氷を見るためには、ロープウェイに乗る必要があります。その出発点が蔵王ロープウェイの蔵王山麓駅です。今回は蔵王ロープウェイを用いて蔵王山麓駅→樹氷高原駅→地蔵山頂駅と足を進めます。寒さ対策&撮影法のまとめ
実は短い間に2回蔵王国定公園に行きました。1回目も一眼レフカメラを持って樹氷を撮影しようと意気揚々としていましたが、冬の雪山がどんなものかという事をわかっていなかったため、その時はまともに撮影をする事が出来ませんでした。ちなみに1回目は上はダウンを着て行ったのですがボトムスはジーパンで更にスニーカーで行くという失態を犯してしまいました….2回目は1回目の経験をもとに対策をしていった結果、外に長時間いても平気で撮影にも集中する事が出来ました。それでは、寒さ対策のポイントを一つずつ見ていきたいと思います。手袋は必須
当然かと思いますが、手袋は準備しましょう。また、撮影も行うのであれば撮影専用の手袋を使用したほうがいいと思います。家でスキー用の手袋を着用しシミュレーションをしていったのですが、ボタン操作が瞬時に行えずヤキモキしてしまいました。撮影専用の手袋は流石でした。柔軟性が富んでいたため小さなボタンでもしっかりと押し込む事が出来、ホイール操作もスムーズです。下が私が使用しているカメラ用グローブです。耳当て、ニット帽も
これも非常にあって良かったものです。私は2回目の時耳当てを持っていきましたが、あるとないとでは大違いです。ただ、雪が降っていたため、髪の毛が濡れてしまいました。耳当てと合わせてニット帽もあるといいと思います。ももひき
この1枚をボトムスの下に着用するだけで暖かさが全然違います。レンズウォーマー
後ほど詳しく書きますが、山頂の気温は氷点下10度を下回ります。1回目カメラをそのまま持っていってわかったのですが、温度差によって氷結、結露などに見舞われます。これを防止するためにレンズウォーマーを準備していきましたが、非常に重宝しました。綺麗な写真を撮影できた事の一つにこのレンズウォーマーが一役を担っていたのはいうまでもありません。三脚やレリーズ
三脚があるとないとでは写真の仕上がりが全然違います。今回の写真は三脚にセットして少しシャッター速度を遅めにして撮影したものばかりです。極寒の中での手持ち撮影はブレやすいため三脚があって助かりました。レリーズも持って行って良かったアイテムの一つです。下の三脚とレリーズは私が使用していたものです。三脚はコンパクトですが、機動性抜群の1品です。撮影してきた写真
蔵王山麓駅前に到着。車の外気温表示は氷点下5度。外に出て、寒さに身体を慣らします。
蔵王山麓駅中の写真。標高は855m。ここから山頂を目指します。
まず樹氷高原駅に向かいますが、乗車出来る人数が少ない為、混んでいると並びます。この日は銀山温泉の時と同様、アジア系の海外の方々が多く見受けられました。
樹氷高原駅に到着。標高はスタート地点より500m程高くなり1331mです。
ライトアップされていてとても綺麗ですね。
駅構内もライトアップされています。
木々も様々な色でライトアップされています。
色が時間とともに刻々と変化するため、色々な姿を見ることが出来ます。
この写真はf値を13に設定して撮影しています。α7ⅲ、SEL24105Gのポテンシャルが発揮されているように感じます。木々が細部まで描写されていました。
前ボケで撮影してみましたが、少しイマイチでした…
さて、続いて更にロープウェイを乗り継いで地蔵山頂駅を目指します。
地蔵山頂駅に到着。外気温は驚きの氷点下12.5度です。
遂に多くの樹氷とご対面です。非常に素敵です。
樹氷高原駅の木々と同様、刻々とライトアップの色合いが変化していくので色々な風景が見て取れます。
木々が白いので一眼レフカメラα7ⅲの設定からマゼンダを加えて撮影してみました。赤い樹氷も素敵です。
今度は青味を加えてみました。
近づいて撮影してみました。大自然の作り出した風景に圧倒されました。
SEL24105Gレンズを用いて枝を撮影してみました。雪の結晶が綺麗に見えます。 







